2015/05/21

CloudFormationのパラメータタイプが増えた

CloudFormationのテンプレートで使えるパラメータタイプが増えたようです。

リリースノートにも出ていました。
AWS CloudFormation - Release History


以前から書いてあったのは下記の7種類でした。
  • AWS::EC2::KeyPair::KeyName
  • AWS::EC2::SecurityGroup::Id
  • List<AWS::EC2::SecurityGroup::Id>
  • AWS::EC2::Subnet::Id
  • List<AWS::EC2::Subnet::Id>
  • AWS::EC2::VPC::Id
  • List<AWS::EC2::VPC::Id>
上記に加え、2015年5月19日からは下記のものも使えるようです。
  • AvailabilityZoneの名称
    • AWS::EC2::AvailabilityZone::Name
    • List<AWS::EC2::AvailabilityZone::Name>
  • インスタンスID
    • AWS::EC2::Instance::Id
    • List<AWS::EC2::Instance::Id>
  • イメージID
    • AWS::EC2::Image::Id
    • List<AWS::EC2::Image::Id>
  • セキュリティグループ名
    • AWS::EC2::SecurityGroup::GroupName
    • List<AWS::EC2::SecurityGroup::GroupName>
  • EBSボリュームID
    • AWS::EC2::Volume::Id
    • List<AWS::EC2::Volume::Id>
  • Route53のHostedZoneID
    • AWS::Route53::HostedZone::Id
    • List<AWS::Route53::HostedZone::Id>
また、実際にテンプレート内で使用した際のLook&Feelも改善されているようです。
UIの話なのでもちろんすべてのパラメータタイプで改善されています。
なお、AWS::EC2::Image::IdについてはドロップダウンUIが出ない旨の注意書きがあります。
おそらくは、パブリックイメージ、プライベートイメージ、オーナーイメージの区分をどう実現するか、といったところが設計的もしくはUI的に決め切れていないものと思われます。
もしかすると、AMIについては将来的にタイプが変更されるかもしれませんね(根拠なし)。

リソースセクションでパラメータを使えるようにしてほしいなどまだまだ要望はありますが、少しずつ実現できる項目が増えてくれるのは良いですね。